2009年06月21日

大規模化の現在及び将来

現時点ではおおむね成功していると考えられている。特に、日本国内におけるコーポレート案件・ファイナンス案件については、ここ5年で四大法律事務所による寡占化がかなり進んだと考えられている。これに呼応する形で、四大法律事務所に次ぐ規模を誇る法律事務所さえも、大規模法律事務所や外資系法律事務所の傘下に入るなどの対応を迫られてきたといえる。2004年には当時国内6番目の規模であった三井安田法律事務所が解散し、その多くは、外資系法律事務所のリンクレーターズか、あるいは西村ときわ法律事務所に吸収された。2007年には当時国内5番目の規模であったあさひ・狛法律事務所が解体し、約半数は西村ときわ法律事務所(統合によって西村あさひ法律事務所に改称)に吸収された。

もっとも、当面、急激に増加してきたM&Aなどの取引案件が減少に転じた場合に、大規模化の傾向が維持されるのかは疑問の余地がある。ただ、アメリカやイギリスなどの諸外国の法律事務所が数千人規模の人員を有していることからすれば、大規模化そのものは、まだ程度としては端緒に過ぎない、という見方もできる。例えば産業再生機構COO(当時)の冨山和彦は、自ら弁護士らとともに企業再生に取り組んだ経験から、「日本の経済規模なら二百―三百人級の大手が十は必要」と指摘している(7月14日日本経済新聞)。

もっとも、日本では主要先進国に比べて弁護士の数が少ないため、外国の法律事務所と日本の法律事務所の人数をそのまま比較しても意味はないと思われる。例えば、日本における最大の事務所には現在200名を超える弁護士が所属しているが、これは日本の法曹資格者約2万人の1%にも相当する数字である。これを法曹資格者が約100万人存在すると言われているアメリカに当てはめれば、1万人規模の法律事務所ということになるところ、アメリカには弁護士が1万人所属する法律事務所はないことから、日本で四大法律事務所に所属弁護士が集中している割合はアメリカ合衆国と比べて高いと言える

かかる大手事務所に所属を希望する新人弁護士などが増加している近時の傾向もあり、所属する弁護士は、日本で最難関の国家試験といわれる司法試験に合格した者の中から、さらに選りすぐられた人材であると言われている[5]。合格年次は若く、また、出身大学・学部は東京大学法学部がほとんどであり、少数派であるその他の者もいずれも一流大学の出身者である。 パートナークラスでは、ランキング等で評価される弁護士は、四大法律事務所以外にも数多く存在するものの、新人採用の局面においては四大法律事務所が相対的に有利な地位を占めているとも言える。

四大法律事務所の弁護士は、勤務開始から7?10年程度はいわゆるアソシエイト弁護士(勤務弁護士)として、パートナー弁護士(「共同経営者、もしくはそれに準ずる格を事務所内で有する弁護士)から指示された仕事を担当するのが通常であり、その後は海外留学などを経て、当該事務所のパートナー弁護士に昇格するのが一般の昇格ルートであった。そもそも現在の中核パートナーの多くは、事務所が大規模化する以前に各々の事務所に入所した者がほとんどであり、自ら独立するのでなければ事務所でパートナーに昇格するのが当然の前提であった。
星と光たち
オリンピックの驚き
海のお話
ウサギの秘密
めの付く言葉
音楽歴史
まの付く言葉
バレンタインデー
たばこ禁煙
酒に飲まれて
皮膚科学
為替
アーチェリー
ボイスドラマ
九州
カポエラ
ビオトープ
縄跳び
包装
ソフトボール

他方、今日の大規模化した法律事務所のアソシエイトのキャリアパスについては未だ明らかでない。上記のように、事務所の大規模化とそれに伴う採用増の傾向が見られるようになったのは90年代末からだが、その後法科大学院の創設に伴う合格者の大幅増に対応して、採用者数はさらに激増しつつある。これら若手アソシエイトのパートナー昇格率については、事務所の拡大と絡んで不透明な部分も多い。米国では1割?3割程度と言われているが、日本では現在まではそこまで厳しい競争は行われていない。しかし今後も同じペースで事務所の規模の拡大が進まなかった場合、いずれ昇格競争の激化が起こる可能性も考えられる。

2009年06月03日

オランダ経済は、1980年代以降に政府が取った

オランダ経済は、1980年代以降に政府が取った開放経済政策により国際貿易を中心として発展してきた。最大の産業は金融・流通を中心としたサービス産業であり、全GDPの2/3を占めている。アムステルダムにはユーロネクストの取引所であるアムステルダム証券取引所(AEX)が置かれている。また、ライン川の河口にあるロッテルダム港(ユーロポート)は欧州最大の港である。

エネルギー・資源産業では、オランダは天然ガスの大生産地であり輸出国でもある。石油精製産業も重要であり、代表企業としてロイヤル・ダッチ・シェルが国内だけでなく、石油メジャーとして世界中でエネルギー資源開発を行っている。

製造業では、ユニリーバやハイネケンなどに代表される食品・家庭用品産業、フィリップスに代表される電器産業、DSMに代表される化学産業が代表的な産業である。

チューリップや野菜、乳製品で有名な農業分野は、非常に近代化されているが、国内経済に占める規模は現在では数パーセントに過ぎない。

オランダはGDPにおいて世界第16位(2007年 7680億ドル)、欧州第6位である。また、国民1人当りのGDPでは世界第10位(2007年 46260ドル)であり、日本の34312ドル(世界第22位)の1.35倍の金額であるが、欧州内では9位とそれほど高いわけでもない。経済成長率は2007年には約4%、失業率も約4%である。
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貿易に関しては、ドイツが輸出入ともに最大の相手国である。ベルギー、フランス、イギリス、アメリカ合衆国などがそれに続いているが、近年は輸入相手国の第二位に中国が入っている。[3]

税制では実効法人税率[4]が周辺諸国(フランスは33%、ドイツは29%)より低い約25.5%に抑えられており、海外からの企業誘致が進んでいる(例えば日本は実効法人税率が約40%のため、多くの企業が研究開発や物流拠点等をオランダに移す動機ともなっている)。

1970年代に、北海において資源開発が進んだ結果、オランダギルダーは増価し、国内産業は競争力を大きく喪失した。一方で、潤沢な歳入を背景に政府支出は増大した。その後の資源価格低迷で、オランダには壊滅した産業と、莫大な財政赤字が残された(オランダ病)。 1980年代前半には労働需給が急速に悪化。失業率は14%に達した。1983年、ワッセナー合意によりワークシェアリングが普及し始めてからは、失業率は次第に低下し、ほぼ完全雇用状態となった。

物価に関しては、オランダは従来より低物価政策を採っているため、比較的良好である。しかし、統一通貨であるユーロを導入してからは、同じユーロ通貨圏であるフランスや、特にドイツに対しては、若干高物価である。貿易面では資源を大幅に輸入し、高度な工業製品を輸出する形態をとっており、ドイツが最大の貿易相手国である。

2009年04月30日

サクソン人は土地を奪われた

ウィリアム1世の支配の下で、サクソン人は土地を奪われた。サクソン人の一部はスコットランドや各地に逃亡し、はるか東ローマ帝国に傭兵として雇われるものもいた。

ウィリアム1世は所領を与える際、まとまった一地域を与える代わりに各地の荘園(マナー manor)を分散して与えた。征服が少しずつ進んだことによる必然でもあるが、このため一地域を半独立的に支配する諸侯は生まれなかった(王族などに例外はある)。諸侯は所領が分散しているため反乱を起こしにくく、また支配地域の安定のために王の力に頼る必要があったため、王権は最初から強かった。

その一方、諸侯たちはお互いに頼りあうことになるため、王に対しても協力して対抗しやすく、後にマグナカルタやイングランド議会の発展につながる要因となっている。

また全国の検地を行い、課税の基礎となる詳細な検地台帳(ドゥームズデイ・ブック)を作り上げた。当時は、フランス、ドイツ、イタリアは大諸侯が割拠する封建制であり、イングランドの体制は西欧で最も中央集権化が進んでいた。

フランス王の封建臣下であるノルマンディー公が同時にイングランド王を兼ね、フランス王より強大になったことによる両者の争いは、プランタジネット朝においてさらに激しくなり、百年戦争を引き起こすことになる。
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また、それまでのイングランドではスカンディナビア、ゲルマン文化の影響が強かったが、フランス文化がこれに取って代わることになり、政治的にもフランスと深く関連することになる。

ウィリアムに従う北フランス各地の貴族たちは、ひとまずイングランドに定着したが、その後しだいにウェールズ、アイルランド東南部、スコットランドにも広がってゆき、フランス北西部とブリテン諸島は北フランス文化圏に組み入れられることとなった。

ノルマン人の子孫であるノルマンディーの貴族たちは、移住してから100年程度たち、風習、言語ともにフランス化していたので、イングランドではそれまでのテュートン系古英語に代わり、ノルマンディー方言を中心とする北フランスの言語(ノルマン・フレンチ、アングロ・フレンチ)が貴族社会の言語となった。

動物を示す英語と、その肉を示す英語が異なる(例:豚 - pig, swine/豚肉 - pork; 牛 - cow, bull, ox/牛肉 - beef; 羊 - sheep/羊肉 - muttonなど)のは、イングランドの被支配層が育てた動物の肉を、ノルマンディーからの支配層が食用としたために、二重構造の言葉となったケースの典型といわれている。その他の例にyardとgardenなどが挙げられる。

このほかにも、文化的な語彙を中心に、多くのフランス語が英語に流入した。なお、当時のフランス語では ch (多くラテン語の c /k/ に由来)と書いて /t?/ と発音したが、その後転訛が進み、現代フランス語では /?/ となった。当時の発音は英語の中に遺されているということになる(例:Charlesはフランス語ではシャルル、英語ではチャールズと読む)。

また、法廷や公文書などもフランス語で表記された。これは1362年に『訴答手続規則』(The Statute of Pleading)において英語を用いるように定められるまで続けられた。

1066年はハレー彗星が地球に接近した年であることが、後にわかった。ノルマン・コンクエストを表現したバイユーのタペストリーの中に彗星が描かれているものがあるが、この彗星がハレー彗星であることが18世紀になって証明された。

2009年04月15日

ナイマン(Naiman)

ナイマン(Naiman)は、チンギス・ハーンのモンゴル統一以前にモンゴル高原に割拠した遊牧民の部族集団。漢字表記は「乃蛮」である。その起源についてはまだ判明されていないが、ウイグルとよく似た始祖説話をもっていたこと及び言語的にテュルク諸語に属する言葉を話していたことからウイグルと同祖を持つ鉄勒(テュルク)の一派の後裔であったと考えられている。

現在カザフスタン東部で40万人以上のナイマン族が居住している。

概要 [編集]
11世紀から12世紀頃にはケレイトの西、すなわちハンガイ山脈とアルタイ山脈に挟まれた現在のモンゴル国西部の草原地帯に遊牧しており、アルタイ山脈方面においていくつかの分族がわかれていた。1100年頃、ネストリウス派のキリスト教が布教され、多くの者がキリスト教を受容した。ナイマンの居住地は天山ウイグル王国に近かったためその影響を強く受け、12世紀のモンゴル高原において最も文化的に発展した部族であったことが知られ、早い時期にウイグル文字を利用して自らの言語を記す方法を身に付けていた。

12世紀末から13世紀末の支配者はタヤン・ハン(タイ・ブカ)といい、モンゴル高原の中央部でケレイト部族のオン・ハンがモンゴル部族のテムジン(チンギス・ハーン)と同盟し勢力を拡大すると、1202年に高原北方のメルキト部族などと同盟してケレイト・モンゴルに対して遠征したが敗れた。続いてテムジンがオン・ハンを殺してケレイトを併合し、モンゴル高原の東部から中部にかけてを広く制覇して強大化したのに対し、1204年にタヤン・ハンは大軍を率いてテムジンとの決戦に向かったが、高原中央部のオルホン川で大敗を喫した。ナイマンの滅亡により、テムジンはモンゴル高原を統一を達成し、1206年にチンギス・ハーンとして即位する。

一方、タヤン・ハンの子息クチュルクはモンゴルの攻撃を避けてアルタイ山脈西麓のイルティシュ川流域に逃れたが、1208年にモンゴルの追討軍に敗れた。この戦いでナイマン遊牧民のほぼ全てはモンゴル帝国の支配下に入る。一方、クチュルクは単身アルタイ山脈の西方の大国カラ・キタイ(西遼)に逃れると、1211年に西遼の王位を乗っ取ってナイマン王国を再興した。彼はタリム盆地のカシュガル、ホータンを滅ぼして勢力を広げたが、1218年にモンゴル帝国のジェベ率いる追討軍に敗れ、滅亡した。

その後、ナイマンの遺民はモンゴル化し、モンゴルの中の部族集団として名前が残った。また、オイラト部族連合に属するドルベト部族とジュンガル部族を形成したチョロス部族はナイマンとよく似た始祖説話をもっており、ナイマンの後身とする説がある。

アイス スノー ランブ トリック フレデ マーチ シュテム マイウェイ ショナリー トーゴ ミクシィ スロット キール ビターオ キニン バイテク スタチン マジソン ピンドル オスカー 夏のロ ティハリー シンフォ ピョン ウムドン オマーン ミートボガ トッポッ ニズム スタン ベンジャ ダイヤ ランマ 大正琴 ガザ二ア ダイマー コットン ハラシ 道のむこ ショア マルク だいとう クーポン ピューリ チダー キシリ アンゴ ゆかいな スター ハニー

2009年04月01日

プレートランチ

プレートランチ(英語:plate lunch)とは、アメリカ合衆国のハワイ州でポピュラーな軽食のスタイルで、一枚の皿に一食分の食事を盛りつけたもののことをいう。

典型的なプレートランチでは、まずアイスクリーム用のスクープで2つの白飯と1つのマカロニサラダの山を作り、残ったスペースに1?3種類程度の肉料理を盛り付ける。肉料理のおかずはアメリカ料理、ハワイ料理、プエルトリコ料理、中華料理、日本料理、韓国料理、フィリピン料理、ポルトガル料理など様々である。

街中の専門店やフードコート、移動販売車などで販売されており、日本における弁当と同様に持ち帰りとして利用されるほか、海辺や公園など屋外で舌鼓を打つ姿も多く見られる。
プライス ルックス オレン クリーム スペキ バンク ふるさと ハナナ オリジナル トップトラ オーロラ ストロー 暮らし ギング フーテン ビバレッ スーパー ション プロット とびいろ 白梅便利 すその ヒヨド メゾソ 京いも ソウチク ハンド ブラック デュアル みやこ トリマー ハシッシ カプセ ドッグ レンゲ アドオン きつね パープル 赤いろうそく ファイト プロフ ファンファ タックス キャル イグル あまぎ コメント いなば 検索ゆずゆ ファッ

かつては紙やプラスチックの平皿が用いられたためにこの名があるが、近年では発泡スチロール製の四角いランチボックス(写真下)が使用されることが増えている。

多種類、多国籍のさまざまな料理を同時に食べるという習慣は、かつてのプランテーション時代に各国の移民労働者たちがおかずを持ち寄って交換したことから始まったと言われている。 また、ひとつの容器に多種類の料理を盛り付けるというスタイルは日本の幕の内弁当などに通ずるものがあり、普及の過程では戦前にはハワイ総人口の半数近くを占めた日本人移民が持ち込んだ弁当文化の影響があった点も指摘されている。

代表的なメニュー例
BBQ
テリヤキ
カルビ
ハンバーグステーキ
チキンカツ
モチコチキン(もち米の粉を衣にした鶏の唐揚げ)
アドボ
ラウラウ
カルアピッグ
酢豚
チャーシュー
ガーリック・シュリンプ(シュリンプ・スキャンピ)
マヒマヒ
炒麺
チャプスイ
チャーハン
カレー
ビーフシチュー
トライプシチュー(牛ハチノスの煮込み)
ポーチュギース・ソーセージ(ポルトガル風のソーセージ)
パステレス(生食用または料理用のバナナをおろして肉や野菜の具を詰め、バナナの葉に包んで蒸した料理)

2009年03月17日

古都奈良の文化財

古都奈良の文化財(ことならのぶんかざい)は、奈良県奈良市地域に存在する寺院等の総称。1998年12月2日京都市で開催されたユネスコ世界遺産委員会で日本で9件目の世界遺産(文化遺産)として登録された。
パラグラフ マンツ 東京ドド セダン キーボ オープナ ランドスケ フィギュア オシロ きゅうじ カオス トムソ ブック ゾンホルル うみがめ ピリン ココア ナイーブ デメリット ロバスト プレー けいこう マチネー メサ スクリー Sぎさん オフィビ ムスカリ スイーツ メタン デンパ アベバ 羽衣便り 五番街 パンケ じゃが 楽しむ トロイカ 万華鏡 サラダ ギネ バカンス ウォッ とよころ スタイロ ジャスト パワーシフト イクラ 紅の翼 レッテ

東大寺
正倉院
興福寺
春日大社
元興寺
薬師寺
唐招提寺
平城宮跡
春日山原始林

登録基準 [編集]
この世界遺産は世界遺産登録基準における以下の基準を満たしたと見なされ、登録がなされた。

(2) ある期間を通じてまたはある文化圏において、建築、技術、記念碑的芸術、都市計画、景観デザインの発展に関し、人類の価値の重要な交流を示すもの。
(3) 現存するまたは消滅した文化的伝統または文明の、唯一のまたは少なくとも稀な証拠。
(4) 人類の歴史上重要な時代を例証する建築様式、建築物群、技術の集積または景観の優れた例。
(6) 顕著で普遍的な意義を有する出来事、現存する伝統、思想、信仰または芸術的、文学的作品と、直接にまたは明白に関連するもの(この基準は他の基準と組み合わせて用いるのが望ましいと世界遺産委員会は考えている)。
具体的には、

(2)古都奈良の文化財は日本建築と日本美術の進化のひときわ優れた証拠性を有しており、それらは中国と朝鮮との文化的つながりの結果であり後世の発展に重要な影響を与えることになった。
(3)奈良の建築遺産は、奈良が首都であった時代に開花した日本文化の唯一の証左である。
(4)奈良における皇室宮殿の配置と現存文化財の設計は、初期アジアの首都群の建築と都市設計に関するきわだった例である。
(6)奈良の仏教寺院と神社は、ひときわ優れた形で宗教の連続的な力と影響を証明する。

2009年03月02日

新機動戦記ガンダムW Endless Waltz

前作でのコロニーと地球の戦争から1年後の世界に再び起こった戦争を舞台に描く。TVシリーズ『新機動戦記ガンダムW』に登場していた主要MS(モビルスーツ)は本作においてもそのまま引き継がれているが、大河原邦男がデザインした5機の主役ガンダムについては、設定上は同一の機体だが、カトキハジメや石垣純哉らによってデザインの一新がなされている。また、それに伴いプラモデルや設定資料等における名称も変更されている。

本編にはデュオが量産モビルスーツの戦い方からパイロットがトロワだと見破る場面や宇宙でゼクスが抵抗するも敵機を地球へ降下させるのを許してしまう場面など、TVシリーズを髣髴とさせる部分も数多く存在する。また、TVシリーズで一度流された五飛の目の前で盾に取られたL5コロニーが自爆する場面の回想でも、アルトロンガンダムがEndless Waltz版に描き替えられている。
かつての戦いから1年。全ての武力を放棄して平和への道を進む世界に対し、トレーズ・クシュリナーダの実子を名乗る少女マリーメイアを頂く謎の軍が宣戦布告した。

放棄された筈のMSリーオー他旧式戦力に新型MSサーペントを加えての武力侵攻と、平和の象徴でもあるリリーナ・ドーリアンの拉致というマリーメイア軍の暴挙に対抗すべくヒイロ・ユイとデュオ・マックスウェルは行動を開始する。しかしその前に立ちはだかったのはマリーメイアの軍門に下ったトロワ・バートン、そしてガンダムパイロットの中でただ1人ガンダムを手放していなかった張 五飛だった。

一方特務機関プリベンターを組織して、亡きトレーズの意思を継ぎ地球圏の平和維持に当たっていたレディ・アンはルクレツィア・ノインやサリィ・ポォと共に事態の収拾を図るが、彼女達の前に「火消しの風ウインド」を名乗るゼクス・マーキスが現れ、プリベンターとして活動する権限と封印されたトールギスIIIを貸し与える様に願い出た。

そして廃棄される筈だった4機のガンダムは、カトル・ラバーバ・ウィナーの手によって再び地球圏へと舞い戻る。

ヒイロ・ユイ(声:緑川光)
デュオ・マックスウェル(声:関俊彦)
トロワ・バートン(声:中原茂)
カトル・ラバーバ・ウィナー(声:折笠愛)
張五飛(声:石野竜三)
リリーナ・ドーリアン(リリーナ・ピースクラフト)(声:矢島晶子)
ゼクス・マーキス(ミリアルド・ピースクラフト)(声:子安武人)
ルクレツィア・ノイン(声:横山智佐)
マリーメイア・クシュリナーダ(声:佐久間レイ)
デキム・バートン(声:依田英助)
真のトロワ・バートン(声:中村秀利)
キャスリン・ブルーム(声:杉本沙織)
ドロシー・カタロニア(声:松井菜桜子、『特別編』のみ登場)
(『特別編』のキャストも同一)
ロール ラズベリ ジュニア つじばしゃ リンドウ ツーショット MIX サイバー ジオン ショート ネクトン タイムカプ 大和撫子 ダッフ マタニテ みなのがわ モットー アクア フレクター リッパ 新緑 ハイパー ひろさき ジョン 春夏秋冬 スライン じゅんぼ スンデ ピストル 大和 フィブロ はしげた カバロール ユーモア ネス メロデ イヌコ シリビン メラノ タニリ スパイシー 決意 はちりゅ ピンハ マテバ 飛騨紅 ルース べびーぽ テクス クロロキン

登場主要兵器
ウイングガンダムゼロ
ガンダムデスサイズヘル
ガンダムヘビーアームズ
ガンダムサンドロック
アルトロンガンダム(ガンダムナタク)
サーペント
トールギスIII

2009年02月11日

晦-つきこもり

春休み内、主人公の祖母の七回忌、それは親戚が一堂に会する日。故人を偲ぶ式も終わり、一族は見知った仲同士、宴会に大いに謳った。主人公の父母は酔いとお喋りに、久しい顔合わせに浸っていた。
デッド トリーニ タンク ジョブ ドン カール スモッグ トレーパッ オール 豊の国 チョッパ ナビ男爵 チェリモヤ チロシン ジャーニー バラモン サイン えさん ミリメシ アカシア きんぱく リべリ サンサ シパール 時遊館 ティビティー シャクナゲ セーフ フューチ ナルシス スルピリド タウポ リンク デジカメ くんかく リラ リアクン ジェンダー ドラフト ユニコード モアレ ルナリア ドリル プーリ オルガ ライトバン サーチ霊芝 愛の技 セロット ミッド

主人公・葉子が一族中でも親しい者と集まり雑談に花を咲かせる中、一族の一人、真田泰明が突然に口を開く。「七回忌の晩、怖い話をし合うと死者が蘇るんだそうだ」

同じく一族の一人藤村正美の制止もままならずに一同は空き間を見つけ移動。一方、いつも来る事で評判の和弘が15時までに来るといっていたのにも関わらず、21時になってもまだ来ない。共にいる親戚中が不安に思う中、使われていないはずの空き間が賑わっているのを不審に思って覗いた本家の嫁前田和子が怖い話の参加者に加わる。直後、その和子が口を開いた。

「この客間のこと知ってるの? ちょっとした曰くつきなのよ。それはね……」

解説
語り部六人を好きな順番で指定していき、全員聞き終えた後の六人目に応じた七人目(七話目)の話を無事聞き終える事が目的という、同社制作の前作『学校であった怖い話』(以下前作)に、ゲームとしての作りを同じとしている。システムの詳細は前作を参照。主な変更点は次に挙げる通り:

語り部のグラフィックパターンが複数用意された。
選択肢が増えた。
話の舞台が建物一箇所以外に及ぶことで、シナリオがバラエティに富んだ内容を取り扱う事が可能になった。
バッドエンドのパターンが増えた。
前作では [スタートボタン] を押す事により、話している最中の語り部の話を最初から聞き直したり、以前までの話を語り終えた語り部を一人単位で聞き直し、その聞き返した語り部以後の順番を再度任意選択できる機能が盛り込まれていたが本作では使用不可能になっている。

キャストは一部を除き、前作に同じく語り部に扮した開発スタッフ。また、前作で語り部を担当した人物も端役に扮して出演している。キャラクターとしては前作から風間が特別出演し、担当者も同一人物。

登場人物
各キャラクターに共通して、シナリオ・EDによっては非常に裏表のある性格として描かれており、一番怖いのは「人間の心」であるという前作のテーマを受け継いでいる。

主人公
前田葉子(まえだ ようこ)
年齢:15歳
職業:中学生
中学を卒業し、今年で私立女子高の高校一年生になる女の子。一応、立場上は語り部の一人であるが、作品中では聞き手に回るため本人が怪談を語る機会は無い。真田泰明に好感を抱く一方で、その様子をからかう前田良夫を嫌う。名前は姓名共に変更可能で、上の姓名が予め設定されており、オープニングデモではこの姓名で進行する。性別は固定。
ごく普通の少女であるが、話の展開によっては非常にコミカルな思考や言動も見せる。選択肢も性格を表した内容のものが多く、他の語り部に比べれば極端な豹変シーンは少ない。展開によっては良夫や哲夫と結ばれるEDもあるが、憧れの泰明への想いが成就する展開は不思議と存在しない。

語り部
前田和子(まえだ かずこ)
年齢:53歳
職業:主婦
本家の嫁で葉子の義理の叔母。息子に良夫がいるが、とても五十代には見えないほど若々しい。地元の主婦らしく、地域の伝統に根ざした怖い話を語る。
温厚で朗らかな性格で、主人公に対しても親しみのある態度で接するが、展開によっては家や良夫を想うあまり無慈悲な行動に出る場面も。
あるシナリオでは由香里と言い争う場面があり、家に縛られている為か、良くも悪くも我を通そうとするタイプの由香里とは少々そりが合わないようなそぶりも見られる。
前田良夫(まえだ よしお)
年齢:11歳
職業:小学六年生
和子の一人息子で葉子の従兄弟。真田泰明に好意を抱く主人公をからかうが、それが幼いなりの愛情表現であることは多くのシーンで窺える。子供の噂話や子供の目線から見た怖い話が得意。
隠しシナリオのパターンによっては妙に大人びた一面を見せることも。展開によっては主人公と結ばれる結末も用意されており、主人公との結婚後の様子をわずかに垣間見ることもできる。
真田泰明(さなだ やすあき)
年齢:33歳
職業:TVプロデューサー
主人公の従兄弟で、この怪談の企画者。主人公にとって憧れの人で、歳のわりに若々しく、職業がプロデューサーという点もあるため、女性からの人気は高い。職業柄、業界の裏話に詳しいが、性質上、謎が謎のまま終わってしまう話も少なくない。その裏話の幾らかには、これも業界で生きていくためと自身も関与。
展開によって性格が豹変する場面が非常に多く、最も裏表の激しい人物。主人公を殺害する展開もある。主人公と結ばれる結末は存在しておらず、それらしい選択肢を選んでも背筋の凍る結末に至る場合が多い。とは言え、上記の性格付けはバッドEDに応じた変容であり、身を呈して主人公をかばうような展開も存在する。
山崎哲夫(やまざき てつお)
年齢:28歳
職業:自称冒険家
主人公の遠縁の親戚。自身は世界を回る冒険家を自負しているが、主人公が言うには鈴木由香里に同じくフリーターだそうである。ガハハと声を上げて笑う豪快な性格で、興味ある話題を話し出すと止まらない。意外と話自体はスタンダードなものが目立つ。
山をこよなく愛し、話に熱が入りすぎて興奮状態に陥る場合も。シナリオによっては、幼い頃は気弱な性格であったことが明かされるなど、意外な側面を持ち合わせていることも多い。一途で純情な性格はほぼ全てのシナリオで共通しており、豹変することはあっても、残忍な顔を見せることはほとんど無い。良夫同様、主人公といい仲になるEDも存在する。  
鈴木由香里(すずき ゆかり)
年齢:20歳
職業:フリーター
主人公の遠縁の親戚。高校卒業後、花嫁修業と称して職を転々としているフリーター。醒めた目で世を斜めに見据え、時に残酷な語りをする。変わった、言い換えるなら危険なアルバイト経験が多いらしく、話題は豊富。主人公を妹のように可愛がっている。
霊感があるらしく、実体験と称して不思議な出来事を語る話もある。展開によっては自分の考えを通すため危険な行動に出る場合も。
藤村正美(ふじむら まさみ)
年齢:26歳
職業:看護師
主人公の遠縁の親戚。埼玉県の大手病院で看護師(作中における表記は看護婦)をつとめる。美しい人で患者に献身的に尽くす様が言動からも伺えるが、その方向性がどこか微妙に歪んでいる危険人物でもある。職業柄、生と死に関連する話が多い。
オカルトにも造詣が深い面を多く見せ、シナリオによっては催眠術や霊能力めいた力を使う展開もある。ちなみに、彼女の顔グラフィック中、怒り顔はかなり珍しいものである。

その他
和弘(かずひろ)
七回忌の日に15時までに前田家に来る予定だったが、何故か21時になっても現れない参加者。シナリオの展開次第では登場する。
風間望(かざま のぞむ)
前作からの特別出演。本作においても重い雰囲気の空き間に一時の華を添える。
シナリオの展開で、全ての話に登場させる事も可能。条件を満たせば第七話の隠しシナリオも発生する。

シナリオ紹介(抜粋/概略)
ここに書かれたシナリオは一部であり、特に有名かつ人気が高いものも含む。シナリオの総数は隠しシナリオを合わせ、総数四十八本。選択肢によっては、一つの話から複数のシナリオに派生する。選択肢によっては主たるシナリオから外れた短い話をしてくれる場合もある。怖い話と言うより不思議な話が多いのも特徴である。

赤い靴の女の子→晦
葉子の祖母が三つの頃に神社で願かけをしている赤い靴を履いた女の子と知り合った。その子のお願いは、母親の病気を治して欲しいというものだったが、祖母はうっかりその願かけを邪魔してしまい、その直後にその子の母親は亡くなってしまう。そのため、祖母はその責任が自分にあると思い込んでしまい、祖母は自分の血をひく女の子に赤い靴の女の子の呪いがかからないように特別なお参りをするようになった。
続く第七話とセットの話になっており、作品タイトルの「晦(つきこもり)」の意味も語られる。短い結末が多い第七話の中ではほぼ最長のシナリオ。登場人物の隠された思惑が絡み合い、取り返しのつかない悲劇へとつながる。真の「晦(つきこもり)」というにふさわしいシナリオであり、難易度も相応に高くなっている。
わらし様
前田家同様に藁葺き屋根の古いお屋敷で暮らす、良夫のクラスメイト・立川。立川の屋敷に「わらし様」が出ると聞き、夏休みの自由研究として調べることに。良夫をはじめ数人のクラスメイトが立川の自宅に集まるが……。
「わらし様」の正体は選択肢によって変化し、展開しだいでは思わぬ被害が出ることも。
ヒナキちゃん
前田家の近くにある誰のものともわからない私有地に青いリボンに青いスカートに青いセーラーの襟の青いセーラー服を着たヒナキちゃんと呼ばれる謎の女子学生が出没する。ヒナキちゃんと出会った人は恐ろしい目に逢うという……。
沢登り
最高の悲鳴
自殺の名所
ある犬の夢
転校生の秘密
死を招くベッド
使うと患者が死んでしまうとされる死のベッド。死のベッドは長年使わないことになっていたが、ある交通事故によって急増した緊急患者を受け入れるため、どうしても死のベッドを使わざるを得なくなる。そして、その死のベッドを使った患者が直面した恐怖とは……。
最高難度を誇るシナリオ。ほぼすべての結末がバッドエンド。反面、語り部の不気味さも相まって恐怖度は高い。
七不思議
良夫を六人目に選ぶと発生するシナリオで、良夫の知る七不思議をひとつずつ順不同に選んでいく。
選択肢の無い話もあるが、思わぬ形でバットエンドを迎える話もあり、晦の特徴である豊富な展開の奥深さが感じ取れるシナリオである。
子守のバイト(隠された真実・明かされた過去)
由香里がある屋敷に子守のアルバイトとして雇われた。そこで非常に気味の悪い出来事が起こったというが……。
特定の選択肢を選び、次の話に和子と良夫のどちらかを選ぶと、それぞれ別の隠しシナリオが発生する。話数にして三話分がこのシナリオに当てられており、ある意味裏「晦(つきこもり)」とも言える特殊なシナリオとなっている。
風間さん(ある絵画・田舎の森・行商人・迷惑な患者・降霊術・披露宴・過去の事件・風間登場)
語り部全員に各一話ずつ風間が登場するシナリオが存在している。なお、第七話は通常・隠しの二パターン存在する為、四十八話中八話、風間シナリオが存在することになる。
選択肢によっては多少ホラー風味の展開にもなるが、一部を除いて大半が荒唐無稽な喜劇となっている。

評価
前作ならびに本作の監督をつとめた飯島健男は、前作を「笑いのない、あってはならない正統派の怪談物作品として制作した」と付属のマニュアル上で発言した。

メニューで、本編未使用の曲を試聴できるほど、豊富に用意されたBGMや効果音のリアルさから怖さが上昇した。前作はピアノ曲であったが、今作においてはオルゴール曲を採用している。

選択肢を選んで部屋を探索するイベントが増加し、アドベンチャー要素が上昇した。
語り部は良夫を除いて大人である(前作と同世代の語り部は1人も存在しない)。
語り部の職業も番組制作会社のプロデューサーや冒険家や看護師など広範であり、内容も職場である病院やテレビ局に関するものが過半を占める。
よって、シナリオ上の舞台が会場である客間以外になったことに伴う、晦-つきこもり全体としての密度が低くなった。会場である客間が舞台のシナリオも用意されている一方で、その比率や全体を纏め上げるに耐え得るシナリオとしての完成度は低く、方々に散らばったシナリオを纏めるには及ばない。例として七話目に発生するシナリオの大半が一本道であったり、七話一続きのシナリオのテーマ性が低いことが挙げられる。
豊富なバッドエンドパターンに伴い、七話全てを無事聞き終えること自体が難しくなり、ゲーム全体の難易度が上昇した。例として、数十種の結末中で二種を除いて全てゲームオーバー、数十分かかる長編の結末がほぼ最初の分岐によってのみ決定される等のシナリオが存在することが挙げられる。
以上の理由から前作には及ばないとする評価が多いものの、前作同様テキスト量や選択肢分岐は多く、親戚同士ゆえの親しみのある雰囲気や独特の人間模様など、晦-つきこもり独自の魅力を支持するファンも少なくはない。

2009年01月25日

古今東西の様々な銃器を使用する


チャリティー ギアチェ ハンドカ ブートニア あらいそ ソフロニ 潮風の迷子 さらべつ マーキ キャンディ ジェット シャドウ ギガビット 花御所 クロサス インス 氷の炎 ブラフ バーター オサォー ヤッケ テール ファウスト サマー シンジュ ユーディ リニア サーチワキ ケース かしど トロンビン シービー ヨモギ サーチャ ビブラ オータム ギニア ダイス フリー プレカリ ノンポリ テトロン マハー あぜみち しゃりき マッスル プロビジ ビュライト ロードシ カの風
背景世界が西部劇を意識しているためか、登場キャラクターは古今東西の様々な銃器を使用する。例えば、ジロンは「リングハンマーとタンジェントサイトを装備した初期型のブローニング・ハイパワー」、ティンプは「コルト・ピースメーカーを二挺拳銃で」など。これらはオリジナルではなく、イノセントがコピーして製造し、シビリアンに支給したものという設定である。また、一部のウォーカーマシンにも2 cm Flak 38対空機関砲など第二次世界大戦時の火器のコピーらしき装備が搭載されている。

移動手段は基本的に車輪、ホバークラフト、歩行(WM)のいずれか。砂漠などの不整地が多いため、車輪は少数派である。 飛行機械はほとんど存在しないが、やはりイノセントのレプリカと思われるフライング・ガン・シップ「ミッチェル」(ノースアメリカンB-25J爆撃機)などが登場する。外観はオリジナルの通りで米軍のマーキングまで再現されているが、イノセントがドームの外に出る際の移動手段として有用されている。機内はドーム内と同様に彼らの生命が保たれるようになっており、内装も別のものに作り変えられている。

ウォーカーマシン
惑星ゾラにおいて使用されている歩行メカ。WMと略される。大小様々なタイプがあり、そのほとんどは二足歩行(六本脚のウォーカー・タンカーなども存在するが、一般的なWMのカテゴリーに含まれるか否かは不明)。当初はブルーストーン採掘でも使用する汎用作業機械という位置づけだったが、ザブングルやウォーカー・ギャリアは明らかに文字通りの戦闘メカであり、物語が進むにつれて他にも戦闘用に特化したタイプが登場する。
ランドシップ
惑星ゾラにおいて使用されている陸海両用浮上式航行艦。基本的には大型のホバークラフトで、大きさ・形状とも様々なクラスが存在する。ほとんどが武装しており、中でも巨大WMに変形できるアイアン・ギアー級は絶大な戦闘力を誇る。
ホバギー
オートバイに相当する小型ホバークラフト。誰でも操縦できる一般的かつ手軽な移動手段として使用されている。ウォーカー・ギャリアはWMにホバギーの特色を取り入れた設計となっている。

スタッフ
企画 - 日本サンライズ
原案 - 矢立肇
原作 - 富野由悠季、鈴木良武
キャラクターデザイン- 湖川友謙
メカニカルデザイン - 大河原邦男
音楽 - 馬飼野康二
チーフ作画監督 - 湖川友謙
美術監督 - 池田繁美
総監督 - 富野由悠季
プロデューサー - 森山涇(名古屋テレビ)、普入弘(創通エージェンシー)、中川宏徳(日本サンライズ)
原画 - アートランド、ネオメディア、カナメプロダクション、スタジオジャイアンツ、アニメトロトロ
動画 - ビーボォ、スタジオコクピット、SID、スタジオダブ、伸童舎
動画チェック - 小林利充、遠藤栄一
色指定 - 吉野記通、徳永ミツ子、西川遊子、野崎絹代、松井望、吉井三恵子
仕上 - スタジオディーン、ジャスト、スタジオ九魔、スタジオ雲雀
特殊効果 - 千葉豊
メカニカルゲストデザイン - 出渕裕
背景 - スタジオユニ、アートテイクワン
タイトル - 橋爪朋二
撮影 - 旭プロダクション
撮影監督 - 斉藤秋男
編集 - 井上和夫、布施由美子
制作進行 - 日崎一彦、冨永恒雄、中川一敏、飯島浩、八木岡正美、杉島邦久、渡辺努
設定担当 - 川瀬敏文
設定助手 - 戸部尚代
効果 - 伊藤道広
調整 - 依田章良
録音 - セントラル録音
現像 - 東京現像所
音響制作 - 千田啓子
音響監督 - 藤野貞義
制作 - 名古屋テレビ、創通エージェンシー、日本サンライズ

主題歌
TV版・劇場版オープニング 「疾風ザブングル」(作詞:井荻麟、作・編曲:馬飼野康二、歌:串田アキラ)
TV版エンディング 「乾いた大地」(作詞:井荻麟、作・編曲:馬飼野康二、歌:串田アキラ)
TV版挿入歌 「HEY YOU」(作詞:井荻麟、作・編曲:馬飼野康二、歌:MIO)
TV版挿入歌 「わすれ草」(作詞:井荻麟、作・編曲:馬飼野康二、歌:MIO)
劇場版イメージソング「GET IT!」(作詞:売野雅勇、作・編曲:馬飼野康二、歌:MIO)

サブタイトル
話数 サブタイトル 脚本 絵コンテ 演出 作画監督
第01話 命をかけて生きてます 五武冬史 斧谷稔 鹿島典夫 湖川友謙
第02話 ザブングルはもらったよ 伊東恒久 藤原良二 佐々門信芳
第03話 みーんな当て外れ 荒木芳久 菊池一仁 金山明博
第04話 なんで掟を破るのさ 五武冬史 斧谷稔 加瀬充子 山田政紀
第05話 3人そろってシャクの種 伊東恒久 鹿島典夫 中内一行
第06話 あんたジロンの何なのさ 荒木芳久 加瀬充子 藤原良二 佐々門信芳
第07話 信ずるものは浮かばれる 吉川惣司 菊池一仁 金山明博
第08話 ミスにはミスがない 伊東恒久 滝沢敏文 加瀬充子 山田政紀
第09話 花は野に咲けマリア花 荒木芳久 康村正一 鹿島典夫 佐々門信芳
第10話 女の勇者はこわいです 五武冬史 山崎和夫 関田修 篠田章
第11話 追いかけて、追いかけて 荒木芳久 鈴木行 加瀬充子 坂本三郎
第12話 謎また謎のイノセント 伊東恒久 菊池一仁 金山明博
第13話 あとは野となる大破壊 吉川惣司 小椋十三 関田修 山田政紀
第14話 ティンプ、悪あがき 五武冬史 斧谷稔 鈴木行 佐々門信芳
第15話 泥まみれ、やけっくそ 伊東恒久 高橋資祐 加瀬充子 篠田章
第16話 哀歌かなしく 荒木芳久 滝沢敏文 菊池一仁 坂本三郎
第17話 役者やのオで大勝負 吉川惣司 小椋十三 関田修 金山明博
第18話 家出がなんで悪いのさ 五武冬史 鈴木行 山田政紀
第19話 コンドルよ、とべ! 荒木芳久 鹿島典夫 加瀬充子 佐々門信芳
第20話 アコンは伊達男か? 伊東恒久 関田修 関田修 篠田章
第21話 惚れて、惚れられて 吉川惣司 斧谷稔 菊池一仁 坂本三郎
第22話 破れかぶれのラグ 荒木芳久 大地瞬 鈴木行 金山明博
第23話 ラグよ帰れ! 我が胸に 吉川惣司 大貫信夫 加瀬充子 山田政紀
第24話 死闘、激闘、泣きカラス 伊東恒久 鈴木行 関田修 佐々門信芳
第25話 捨て身と捨て身の大戦闘 荒木芳久 大地瞬 鈴木行 篠田章
第26話 イノセント大乱戦 五武冬史 菊池一仁 坂本三郎
第27話 うたえ! 戦士の歌を 伊東恒久 小椋十三 関田修 湖川友謙
第28話 弱味みつけたイノセント 吉川惣司 今川泰宏 加瀬充子 金山明博
第29話 イノセントだって必死 荒木芳久 大地瞬 鈴木行 山田政紀
第30話 頭にきたらおしまいよ 伊東恒久 滝沢敏文 菊池一仁 佐々門信芳
第31話 女の心をあやつれば 五武冬史 鈴木行 関田修 篠田章
第32話 俺の勝手はあんたの勝手 吉川惣司 大地瞬 加瀬充子 坂本三郎
第33話 ゴタゴタ果てしなく 荒木芳久 小椋十三 鈴木行 湖川友謙
第34話 ファットマン思いはるかに 伊東恒久 滝沢敏文 金山明博
第35話 軍隊みつけた! 荒木芳久 今川泰宏 関田修 佐々門信芳
第36話 忍びこみ大作戦 五武冬史 菊池一仁 山田政紀
第37話 女いろいろ万華鏡 吉川惣司 大地瞬 加瀬充子 篠田章
第38話 エルチ、舞う! 伊東恒久 鈴木行 坂本三郎
第39話 個人プレーじゃ駄ー目 荒木芳久 滝沢敏文 滝沢敏文 金山明博
第40話 カタカム、やぶれかぶれ 今川泰宏 関田修 佐々門信芳
第41話 カタカムは終った 伊東恒久 大地 瞬 菊池一仁 遠藤栄一
第42話 グレタ吠える 吉川惣司 加瀬充子 加瀬充子 山田政紀
第43話 ヨップ捜せば大混戦 五武冬史 鈴木行 篠田章
第44話 アーサー様・お大事に 荒木芳久 滝沢敏文 滝沢敏文 佐々門信芳
第45話 太陽に向って立て 吉川惣司 関田修 関田修 坂本三郎
第46話 アーサー様がんばる 伊東恒久 菊池一仁 金山明博
第47話 エルチ目覚めよ 荒木芳久 今川泰宏 加瀬充子 篠田章
第48話 永遠のアーサー様 吉川惣司 鈴木行 佐々門信芳
第49話 決戦! Xポイント 伊東恒久 大地瞬 関田修 金山明博
第50話 みんな走れ! 菊池一仁 坂本三郎

前後番組の変遷
テレビ朝日系 土曜17時台後半
前番組 番組名 次番組
最強ロボ ダイオージャ
(1981.1.31 ‐ 1982.1.30) 戦闘メカ ザブングル
(1982.2.6 ‐ 1983.1.29) 聖戦士ダンバイン
(1983.2.5 ‐ 1984.1.21)

映像媒体
タキコーポレーションよりテレビ版DVD-BOXが発売されている。全2巻。映画版のDVDはバンダイビジュアルから発売されている。
バンダイチャンネルにおいて有料オンライン配信中。

ザブングル グラフィティ
1983年7月9日に公開された、テレビ版を編集して新作カットを加えた劇場版。配給は松竹、併映は高橋良輔監督の『ドキュメント 太陽の牙ダグラム』、『チョロQダグラム』。当初から併映前提で制作され、上映時間が90分以内という制約があったため、まともな総集編を作るのは無理と判断、割り切って楽屋落ち満載で悪のりしまくりの作品となった。あえてセル塗りを途中で止め、動画を直接撮影したものとし、「これが動撮だ!間に合わないとこうなっちゃう」とテロップが入れられた。

また、ラストはエルチとジロンを中心に皆が走るところまでは一緒だが、死亡したと思われたアーサー・ランクが登場し、失明したエルチに対して治療を申し出るというものになっている。この改変について富野は「誰も死なない作品」とするとの決定の元に制作されたこともあり、「TV版でのアーサーの死とエルチの失明が、作品全体のムードに対して後味の悪い物として心に引っかかっていたため」とコメントしている。

その他
漫画家の伊藤明弘は、本作TVシリーズの後日譚となるオリジナル作品を発表しているが、未完に終わっている。
『伊藤明弘版権物作品集 Blue Gale』ダイトコミックス、大都社、ISBN 488653726X (2001/11)
ソノラマ文庫から鈴木良武による小説版(全二巻)が発行された。ジロンの一人称で描かれている。エルチが発掘された『ガメラ』の関連資料をもとに舞台演劇化したり、イノセントが性愛に関することに過剰に反応するなどの描写などのコメディ色も強い作品である。ザブングルは変形合体機構を持たず、固定火器を持った機体となっているが、冒頭のホーラたちの離反時に武器弾薬が持ち逃げされため、一発も弾を撃つことがない。後にDVDボックスの付録として復刻された。
2001年にはPS用ゲーム『スーパーロボット大戦α外伝』(但し、声優のキャスティングに一部変更あり)、2008年9月25日発売の『スーパーロボット大戦Z』に登場。後者はエルチの視力とアーサー生存から『グラフティ』の後日談という扱い。本編のギャグがインターミッションや戦闘アニメに反映されている。またゲームオリジナル設定でイノセントが『機動戦士ガンダムSEED』シリーズのコーディネーターの末裔であることが示唆された。
2003年にはPS用ゲーム『戦闘メカ ザブングル THE レースインアクション』がSIMPLEキャラクター2000シリーズの第17弾としてバンダイから発売された。
その他『サンライズ英雄譚』シリーズや『バトルロボット烈伝』など、多くのロボットアニメが共演するゲーム作品にも数多く登場している。
プラモデル・玩具についてはウォーカーマシン参照。
コミックボンボンに連載された成井紀郎作の『ひみつ指令0059』ではティンプが、シリーズ後半の悪役キャラとしてレギュラー出演している。
ツクダホビーから『戦闘メカ・ザブングル』『BLUE GALE ブルーゲイル』『WORKER GARIA ウォーカーギャリア』の3作品が、ボードウォー・シミュレーションゲームとして発売されていた。

2009年01月18日

ベルガリアード物語

『ベルガリアード物語』は、アメリカの作家デイヴィッド・エディングス(David Eddings)によって書かれたファンタジー小説である。

全5巻で構成。邦訳は、早川書房文庫FTより発行されている。

世界に広がる各国の文化や生活様式が物語の随所にちりばめられ、独自の世界としての完成度は非常に高い。また、ウイットなユーモアに富んだセリフと、個性が強くRPGの要素(とくに役割分担)を持っている登場人物たちが魅力的である。
オメガ みしょう リプロヘル ひらがね 神の手 マップ るりこん ウシュ とよのか ブランデー タイプ リンギット ストール スキット ダビデ ケトル アグリ リーマン カサブ ラリアット ブライ バーン レジオ シザ イリノイ 誠の旗 こりんき サンキライ ひすい えーがた オーロ マルチ ジルコン セコンド ラダーラ ハラル アシン リトラコ リバティ フリー ヘメロ シャチ モッズ ロータリ タォマ ザール ハウリン もちがせ 紅の水 ダン


続編として『マロリオン物語』や、ベルガラスやポルガラの過去の話である『魔術師ベルガラス』『女魔術師ポルガラ』(邦訳は同じく早川書房)、舞台となる世界の解説書「The Rivan Codex」(未訳)がある。
主人公の少年・ガリオン(ベルガリオン)は、とある農園で『ポルおばさん』に普通の少年として育てられていた。時折おとずれる吟遊詩人『ミスター・ウルフ』は彼にさまざまな物語を語る。が、ある日突然、ガリオンは農園を離れ、長い旅路につくこととなる。

その道中でミスター・ウルフが魔術師ベルガラスであり、ポルおばさんが彼の娘ポルガラであることを知ることになる。ふたりは数千年の長きにわたって予言の成就のために、その魔術と智恵で世界を邪神トラクの脅威から守り続けてきたこと、旅の目的は、現在は王のいない国・リヴァにあったアルダーの珠(The Orb of Aldur)(クトラグ・ヤスカ、Cthrag Yaska)を取り戻すことであったことを知る。

鍛冶屋のダーニク、商人にして軽業師のシルクといった仲間たちとともに旅をすすめるうちに、彼は己の秘めた力に気づき、出生の謎を解き明かしていくことになる。そして、彼は神々が長らく待ち続けた光の子であることも、トラクと戦うという宿命も知る。「どうして僕なの?」という問いかけもむなしく旅は続き、ガリオンは光と闇の対決へ向かうこととなる……。

タイトル
括弧内は原題

予言の守護者(Pawn of Prophecy)訳者:宇佐川 晶子、発行年:1982年(日本:1988年、2005年2月に再刊、ISBN 978-4-15-020380-1)
蛇神の女王(Queen of Sorcery)訳者:佐藤 ひろみ、発行年:1982年(日本:1988年、2005年3月に再刊、ISBN 978-4-15-020383-2)
竜神の高僧(Magcian's Gambit)訳者:佐藤 ひろみ、発行年:1983年(日本:1988年、2005年4月に再刊、ISBN 978-4-15-020386-3)
魔術師の城塞(Casle of Wizardry)訳者:柿沼 瑛子、発行年:1984年(日本:1988年、2005年5月に再刊、ISBN 978-4-15-020389-4)
勝負の終わり(Enchantaer's End Game)訳者:柿沼 瑛子、発行年:1984年(日本:1989年、2005年6月に再刊、ISBN 978-4-15-020391-7)

主要な登場人物

旅の仲間
 

※【】内は予言に登場する呼び名である。
ガリオン(Garion):【選ばれし者】、【光の子】
物語の主人公。後にベルガリオンの名を貰い受ける。センダリアにあるファルドー農園におばのポルと暮らす、どこにでもいる普通の皿洗いの少年だったが、ある夜、突然ポルおばさんたちと一緒に旅に出ることになる。旅の過程で彼は出生の秘密や己に秘められた能力、さらに、この先に待ち受ける大きな宿命に気づくことになる。
ベルガラス(Belgarath):【永遠なる男】
7000年もの時を生きる偉大なる魔術師。ガリオンからは『ミスター・ウルフ』と呼ばれる。神アルダーの弟子で、娘のポルガラや兄弟のベルディンたちとともに世界を邪神トラクの脅威から守ってきた。悠久の人生で培われてきた経験や知恵でガリオンや旅の仲間を『予言』に従って先導し、魔術で彼らを守っていく。
ポルガラ(Polgara)
ベルガラスの娘。3000年の時を生きる女魔術師。端整な顔立ちとプロポーションの持ち主。豊かな黒髪の持ち主だが、額の左の生え際のひと房だけが雪のように白い。料理と医術と魔術でガリオンたちをサポートする母親的存在。終盤では、《光と闇の対決》の行く末を左右する物語の『鍵』となる。
セ・ネドラ(Ce'Nedra):【世界の女王】
トルネドラ帝国の王女。皇帝ラン・ボルーン23世のたったひとりの娘。今は亡き母がそうであったように、彼女も木の精霊ドリュアドである。皇帝の唯一の子供であるせいか、温室育ちのわがまま娘に育った。トルネドラから家庭教師のジーバースとともにひっそりと家出する。ジーバースが逃げ出したおかげで、そのままガリオンの旅の仲間となる。ガリオンとはケンカばかりするが……。
ダーニク(Durnik):【二つの命を持つ男】
ファルドー農園に住む鍛冶屋。センダリア人。実直主義で心優しい善人。その性格と手先の器用さをベルガラスに買われて、最初からガリオンの旅の仲間になる。善人だけに倫理観が徹底しており、殺人や淫らな印象を与える風俗は頑として受け入れない。ポルガラに恋心を抱いており、甥であるガリオンや彼女を懸命に守ろうとする。
バラク(Barak):【恐ろしい熊】
チェレク人。チェレク王アンヘグのいとこ。トレルハイム卿の称号を持つ。怪力で剣術に長けている。原因不明の衝動で熊に変貌することがある。妻メレルとの間にふたりの娘がいるが、妻との仲は冷え切っている。戦闘でガリオンたちをサポートし、彼に剣術を教える。ある出来事を契機に、妻との仲に変化が訪れる。
シルク(Silk):【案内人】
ドラスニア人。『シルク』とはあだ名。本名はケルダー王子。ドラスニア王ローダーの甥で、密偵として影で活躍している。小柄でイタチのようなネズミのような顔つきをしており、『コトゥのアンバー』、『ボクトールのラデク』という別の顔も持っている。短剣が主な武器で、素手での格闘も得意とする。
レルドリン(Lelldorin):【弓師】
アレンディアに住むアスター人。アスターの銘家ワイルダンター家の出身。弓の達人で狙いを絶対にはずさない。ガリオンと年が近いことから、すぐに親友になる。単純明快で熱血漢で向こう見ずな性格が災いして、あちこちで様々なトラブルを巻き起こす。怪物アルグロスとの戦いで重傷を負い、最も早く戦線離脱するが……。
マンドラレン(Mandorallen):【護衛の騎士】
アレンディアに住むミンブル人。ボー・マンドール卿。槍を持たせたら誰もかなわない、ミンブル人最強の騎士。戦いを好む根っからの騎士で、身にまとう甲冑なみに堅苦しい言葉を使い、のちにセ・ネドラ専属の騎士となる。バラク、ヘターとともに戦闘の前線に立つ。実は、叶わぬ悲恋の真っ只中にいる。