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2009年06月 アーカイブ

2009年06月03日

オランダ経済は、1980年代以降に政府が取った

オランダ経済は、1980年代以降に政府が取った開放経済政策により国際貿易を中心として発展してきた。最大の産業は金融・流通を中心としたサービス産業であり、全GDPの2/3を占めている。アムステルダムにはユーロネクストの取引所であるアムステルダム証券取引所(AEX)が置かれている。また、ライン川の河口にあるロッテルダム港(ユーロポート)は欧州最大の港である。

エネルギー・資源産業では、オランダは天然ガスの大生産地であり輸出国でもある。石油精製産業も重要であり、代表企業としてロイヤル・ダッチ・シェルが国内だけでなく、石油メジャーとして世界中でエネルギー資源開発を行っている。

製造業では、ユニリーバやハイネケンなどに代表される食品・家庭用品産業、フィリップスに代表される電器産業、DSMに代表される化学産業が代表的な産業である。

チューリップや野菜、乳製品で有名な農業分野は、非常に近代化されているが、国内経済に占める規模は現在では数パーセントに過ぎない。

オランダはGDPにおいて世界第16位(2007年 7680億ドル)、欧州第6位である。また、国民1人当りのGDPでは世界第10位(2007年 46260ドル)であり、日本の34312ドル(世界第22位)の1.35倍の金額であるが、欧州内では9位とそれほど高いわけでもない。経済成長率は2007年には約4%、失業率も約4%である。
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貿易に関しては、ドイツが輸出入ともに最大の相手国である。ベルギー、フランス、イギリス、アメリカ合衆国などがそれに続いているが、近年は輸入相手国の第二位に中国が入っている。[3]

税制では実効法人税率[4]が周辺諸国(フランスは33%、ドイツは29%)より低い約25.5%に抑えられており、海外からの企業誘致が進んでいる(例えば日本は実効法人税率が約40%のため、多くの企業が研究開発や物流拠点等をオランダに移す動機ともなっている)。

1970年代に、北海において資源開発が進んだ結果、オランダギルダーは増価し、国内産業は競争力を大きく喪失した。一方で、潤沢な歳入を背景に政府支出は増大した。その後の資源価格低迷で、オランダには壊滅した産業と、莫大な財政赤字が残された(オランダ病)。 1980年代前半には労働需給が急速に悪化。失業率は14%に達した。1983年、ワッセナー合意によりワークシェアリングが普及し始めてからは、失業率は次第に低下し、ほぼ完全雇用状態となった。

物価に関しては、オランダは従来より低物価政策を採っているため、比較的良好である。しかし、統一通貨であるユーロを導入してからは、同じユーロ通貨圏であるフランスや、特にドイツに対しては、若干高物価である。貿易面では資源を大幅に輸入し、高度な工業製品を輸出する形態をとっており、ドイツが最大の貿易相手国である。

2009年06月21日

大規模化の現在及び将来

現時点ではおおむね成功していると考えられている。特に、日本国内におけるコーポレート案件・ファイナンス案件については、ここ5年で四大法律事務所による寡占化がかなり進んだと考えられている。これに呼応する形で、四大法律事務所に次ぐ規模を誇る法律事務所さえも、大規模法律事務所や外資系法律事務所の傘下に入るなどの対応を迫られてきたといえる。2004年には当時国内6番目の規模であった三井安田法律事務所が解散し、その多くは、外資系法律事務所のリンクレーターズか、あるいは西村ときわ法律事務所に吸収された。2007年には当時国内5番目の規模であったあさひ・狛法律事務所が解体し、約半数は西村ときわ法律事務所(統合によって西村あさひ法律事務所に改称)に吸収された。

もっとも、当面、急激に増加してきたM&Aなどの取引案件が減少に転じた場合に、大規模化の傾向が維持されるのかは疑問の余地がある。ただ、アメリカやイギリスなどの諸外国の法律事務所が数千人規模の人員を有していることからすれば、大規模化そのものは、まだ程度としては端緒に過ぎない、という見方もできる。例えば産業再生機構COO(当時)の冨山和彦は、自ら弁護士らとともに企業再生に取り組んだ経験から、「日本の経済規模なら二百―三百人級の大手が十は必要」と指摘している(7月14日日本経済新聞)。

もっとも、日本では主要先進国に比べて弁護士の数が少ないため、外国の法律事務所と日本の法律事務所の人数をそのまま比較しても意味はないと思われる。例えば、日本における最大の事務所には現在200名を超える弁護士が所属しているが、これは日本の法曹資格者約2万人の1%にも相当する数字である。これを法曹資格者が約100万人存在すると言われているアメリカに当てはめれば、1万人規模の法律事務所ということになるところ、アメリカには弁護士が1万人所属する法律事務所はないことから、日本で四大法律事務所に所属弁護士が集中している割合はアメリカ合衆国と比べて高いと言える

かかる大手事務所に所属を希望する新人弁護士などが増加している近時の傾向もあり、所属する弁護士は、日本で最難関の国家試験といわれる司法試験に合格した者の中から、さらに選りすぐられた人材であると言われている[5]。合格年次は若く、また、出身大学・学部は東京大学法学部がほとんどであり、少数派であるその他の者もいずれも一流大学の出身者である。 パートナークラスでは、ランキング等で評価される弁護士は、四大法律事務所以外にも数多く存在するものの、新人採用の局面においては四大法律事務所が相対的に有利な地位を占めているとも言える。

四大法律事務所の弁護士は、勤務開始から7?10年程度はいわゆるアソシエイト弁護士(勤務弁護士)として、パートナー弁護士(「共同経営者、もしくはそれに準ずる格を事務所内で有する弁護士)から指示された仕事を担当するのが通常であり、その後は海外留学などを経て、当該事務所のパートナー弁護士に昇格するのが一般の昇格ルートであった。そもそも現在の中核パートナーの多くは、事務所が大規模化する以前に各々の事務所に入所した者がほとんどであり、自ら独立するのでなければ事務所でパートナーに昇格するのが当然の前提であった。
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他方、今日の大規模化した法律事務所のアソシエイトのキャリアパスについては未だ明らかでない。上記のように、事務所の大規模化とそれに伴う採用増の傾向が見られるようになったのは90年代末からだが、その後法科大学院の創設に伴う合格者の大幅増に対応して、採用者数はさらに激増しつつある。これら若手アソシエイトのパートナー昇格率については、事務所の拡大と絡んで不透明な部分も多い。米国では1割?3割程度と言われているが、日本では現在まではそこまで厳しい競争は行われていない。しかし今後も同じペースで事務所の規模の拡大が進まなかった場合、いずれ昇格競争の激化が起こる可能性も考えられる。

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